修繕工事とは、劣化調査等の結果に基づいて躯体や防水、塗装、設備などの各機能を新築時の状態に戻す工事のことをいいます。
一番イメージしやすいものとして、塗装工事が挙げられるでしょう。
色あせた外壁を新しく塗り直すことにより、新築時のようなきれいな外観となります。
修繕前
修繕後
しかし、どういった塗料を使えばよいのか、どのように塗り直せばよいのかは、素人では判断が難しいと思います。
せっかく多額の費用を費やして塗り直しても、4~5年で色あせるようでは困りますし、必要以上に高価な材料を使っても意味がありません。
より有効に修繕積立金を活用するためには、マンションの劣化症状や使用部位にあった工事仕様を選定すると同時に、費用対効果を考えることが重要です。